あいが虹の橋を渡りました。

  • 2019年12月14日
  • あい
  • 2件

2019年12月12日12時(午前0時)過ぎ、あいが虹の橋を渡りました。



入院2日目、午後から面会に行く予定でしたが、なんとなく早く行かなければ!と思って、獣医さんのオープン前に到着してました。



面会室で、あい!と声をかけると、あいはスクッ!と元気だった頃のように立ち上がり、スタッフの人も声をあげて驚くほど。実際はその時は立ち上がることも出来なかったハズでした。



すぐにへなへなと崩れ落ち、私が食事の補助をはじめても、もうフードは殆ど口にしませんでした。。。先生から、左目の視力はあるけど、右目は見えていないこと、立ち上がれないことなどなどの説明をうけ、循環器の専門医の先生の話があったけれど、早急に診察をお願いできないか・・・とお願いしました。



その直後、今まで病院では起きていなかった発作がおこり・・・・先生が飛んで来てくださって、心臓の発作かと思ってたけど、痙攣性発作だ・・・ということになり。。。今回の発作は軽くすみましたが、急速に病状が進んでいるということで、大急ぎで専門医の先生の予約をゴリ押しで取ってくださいました。



動けないあいを運ぶために、ハニカムマットに包んで、私が抱きしめて運びました。ハニカムマットはベルト付きのもので、動けない子を運ぶには助けになります。



あいの様子がヘンだと感じた時にすぐに注文し、このマットはあいが夜に長い長い発作をおこした、その少し前に届いてて、本当にとても助かりました。



ゴリ押しの予約だったため、待ち時間は3時間ほどあり、最初は車の中であいの側に座って待ってましたが、寒いかも知れないと思って、残りの2時間はハニカムマットに包んで、毛布をかけて、室内に入れていただき、私の横に横たわらせていましたが、ごそごそと動いて、あいが自ら自分の頭を私の膝にちょこんと乗せて、とても気持ちの良いお顔をして、やすんでいました。



やすんでた・・・というより、すでに意識レベルがかなり低い状態でしたが、とてもいいお顔でした。。。



先生に診ていただいて、心臓もかなり悪いし、それだけではないだろう、脳の方も悪いと思うというお話でした。全力で治療をしてくださると言ってくださったので、藁をも掴む思いで、治療費の上限は設けない、回復の見込みのある時は気道確保などの延命処置をお願いし、あいが苦しむだけならしないで欲しいとお願いしました。



その日からこの病院に入院することになり、あいのお耳をピラッとめくって、「あいよ、頑張れ!元気になってな!」と何度も何度も言いました。

あいの目には涙が。。。。



あいをお願いして帰宅したのが、20時くらいだったでしょうか・・・。あいが長い発作を起こした日曜日から、ほぼ眠ってない私は、しばらく布団に入ってうつらうつらしていた、0時18分に電話が鳴りました。



すぐに来てください!と言われ、自宅から1時間ほどかかる病院まで、震える手でハンドルを握って、深夜の高速を走りました。



到着した時、当直の先生と、あいの担当の先生も来てくださっていて、担当の先生が涙を流しながら心臓マッサージをしてくださっているところでした。。。



あいはすでに息はなく・・・心臓マッサージを止めていただき、触れたあいの体は温かかったです。。。



先生方があいの体をキレイに処置してくださり、車まで抱いて運んでくださいました。。。



深夜の高速を自宅まで帰る道すがら、母とあいが元気だった時の話をしては涙涙。。。



大型犬は亡くなると、信じられないほど重くなるのですが、自宅に到着した時、あいの体はまだ温かく、ぎゅっと抱きしめて「なんで死んだんや!」と号泣しました。そして、ハニカムマットには包まず、温かいあいの体を抱きしめてやる最後の機会だと思ったので、私の両手でしっかり抱いて、自宅に入りました。



あいをいつも一緒にいるリビングに寝かせ、お線香をたいて、まんじりともせずに朝を待ちました。



あいが初めて発作を起こしてから、たった5日後のことでした。



10日前までは元気でした。いったい何が起こったんだろう。。。まるで夢を見ているように思いました。。。



あいの脳は5日前の検査では異常なしだったのに、最後はとてもひどい状態だったそうです。あの検査はいったい何だったんだろう・・・・と。。。



そして、専門医の先生ですら、心臓と脳が同時にこんなに急速に悪化して死に至ったケースは経験がないと言われるほどのことだったそうです。



最後に、数日でも元気にして自宅に戻してあげたかった・・・と言葉を詰まらせられ・・・ただ、泣くことしかできませんでした。



あいちゃん、10才と2か月でした。

こんなに早くお別れするとは思ってませんでした。

そして、初めての発作のあとですぐに介護に必要なものを注文して、介護の準備にはいりましたが、その介護用品らは、あいを荼毘に付して戻った自宅に届きました。



ラブには2年半、おちゃちゃに1年の介護を頑張ったのに、あいには何もしてやれませんでした。。。本当に何も。最後の時に立ち会ってやることすらできませんでした。



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