オツトメ中

父が亡くなってから、母とお仏壇に一応毎日お経をあげるようにしている我が家です。



なにせ、親父は性格が悪かったので、あの世で苦労してるんぢゃないかと・・・心配もありますし、我が家の亡き愛犬たちの供養もかねての読経です。



で、毎回モモも参加します。それも積極的に参加するんです。



一度、お坊さんにその話をすると、お坊さん曰く「この子は来世は人間に生まれ変わるのかも知れませんねぇー。」とか言われてて、私が見ることは出来ないけど、なんか楽しみ!



お仏壇の前にモモ用のこのクッション(犬をダメにするクッション)が置いてあって、モモは毎日、母と私が読経する間、ここでオツトメ(という名の昼寝)してる。



別にここで寝るだけなのに、毎回律儀に参加してくるので、「パパもきっと喜んでるよ。」と言ってやるけど、親父もあれだけ愛した愛犬にオツトメ(という名の昼寝)されたら本望だろうと思うわ。



最近はお仏壇のお部屋に自分のおもちゃを持ち込んでて、仏間は犬の足が滑らない床にリフォーム済なので、その部屋でおもちゃ鳴らしながら走り回ったりもする。



クーラーきかせているし、走り回るにはここが一番いいらしい。外は暑いしねー--。



で、クッションで寝たかと思うと、

寝相がヤバくなってる・・・(汗)



なんか、しみじみ親父を偲んでる風はないものの、モモはこの時間を楽しんでるのは間違いなさそう。



親父は認知症だったし、生きてた時は驚くほど沢山の事を忘れて大変だったけど、最後の最後まで愛犬たちのことは忘れなかった。



仕事も家のことも何も出来なくなっても、愛犬を庭に出して、見守って、ちゃんと愛犬を家の中に入れるということは、亡くなるギリギリまでやってくれた。



犬たちも親父の世話をよく見てくれていたと思う。親父の為に庭に出たい!と言うことも度々あった。



犬と暮らすことは、親父にとって人間的な生活が出来る大事な機会だったと思う。



そして、亡くなってからも、こうしてモモが親父を弔ってくれるんだから、親父は幸せ者だと思う。



きっと、親父はあの世で、亡くなった愛犬たちと一緒に楽しく暮らしていることだろう。



私もあの世に行くことがあったら、忘れずに愛犬たちに迎えて貰いたいなぁーと、思ってる。



まぁ、私はまだまだ「あの世」には行けないけどね。(^_-)-☆



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