ふと思い出すこと

9月1日はラブ(ラブラドール)の13回目の命日でした。



9月21日は亡きあいの13回目の誕生日です。



ラブは2年半、おちゃちゃは1年2か月の介護期間があり、その間にこの子達の死を受け入れる準備があって、亡くなった時はショックではあったものの、心の準備はあったように思う。



ラブおちゃちゃも、ちゃんと頼るとこはしっかりとアテにしてくれて、私のショックが可能な限り少ない手順を踏んで亡くなったけど、あいはそうじゃなかった。



アレ?と思ってから、たった一週間で亡くなってしまった。



まだ10歳になったばかりだったし、これから少なくとも数年は一緒に暮らせると思ってたし、家に迎えた時から介護まで頑張るつもりで迎えた子だったのに。。。



行方不明になって生き別れるのが一番辛い別れだと思うが、その次にあいとの別れは辛いものになったと思う。



つい10日前には私の側でイタズラしたり、バカなことして笑わせてくれたり、傍に寄り添ってくれていた最愛の愛犬が、アッと言う間にいなくなってしまったショックは言葉では言い表せないくらい辛くて厳しい現実だった。



正直、こんな短時間に、何かしたいと願っても何もしてやれず、最愛の子と別れなくてはいけなかった辛さは現在でも引きずってる。



だからなのか、今まではこの幸せが得難い物なんだという自覚もなく、毎日なんとなく幸せに浸って暮らしていたけど、あいの死によって、この幸せな日が当然ではないってこと、本当は感謝して、明日は無くなってしまうかも知れないから、今日を一生懸命に生きなきゃいけないってこと自覚した。



毎朝、二階の自室からモモと一緒に出るんだけど、モモがぷりぷりのお尻で私の横を歩く姿を見る時に、「この子とこうして平穏で幸せにくらせていることに感謝しなきゃだな。。」と思う。



昔、親の理不尽さに腹を立てて「私が死んだら親も後悔するわ!」とか思ったことがあった。



だけど、あいの死で、結局後悔したのは自分だったし、それがどんなに残酷なことかも思い知った。



あいには沢山の事を教えて貰ったんだと思う。



もうすぐあいの13歳の誕生日。今は私の側にはいないけれど、あいのことは死ぬまで愛し続けると思う。



ありがとう、あい!ずっとずっと愛してるよ!



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