あいのこと①

あいが亡くなって2年半になります。



あいのことはこの2年半忘れたことはありません。



私はいまだにイエローのラブラドールを見ると涙腺が崩壊してしまいます。。。



私の人生の中で一番手をかけて、時間をかけて、私のお金もかけて、愛し愛しんだ最愛の愛犬でした。



あいが亡くなる前から、親父の病気などがあり、我が家は筆舌に尽くしがたいほど大変な時期でした。



だから、あいに対して、もっと何かしてあげられることがあったのではないか・・・と後悔してもしきれない思いもあります。



あいの後半生は親父の病気などでブログの更新も滞っていたので、残していない事もたくさんあります。



これからモモとの生活を綴っていく前に、あいのこと思いつくままに残しておきたいと思います。




ことの発端は2016年2月16日のブログに書いてた、あいの足の診断結果でした。



もう2年半経ったので、ここまで黙ってたので、もう時効だと思うので、当時の話から始めたいと思います。



整形外科の専門医に診察してもらうキッカケは、当時世話になってた訓練士から言われたからです。



家では別に何も変なことも無かったので、何を言ってるんだろう?と思ったのが最初の気持ちです。



そして、診断の結果はブログに書いた通りですが、診察室から出るやいなや訓練士から「訓練を辞めていただいても結構ですから。」ときっぱりと言われました。



私があい抱いて号泣したのは、実はこの時のこの言葉がショックだったというのが大きいです。



実はブログには書かなかったけど、この言葉がショック過ぎて、その専門医の先生に再度お話を聞きに行きました。



別に訓練を辞めなければいけない理由はないし、少し様子を見ながらすればいいですよ。別に重症ということでもないし、何故そんな話が出るの?と先生も不思議がる感じだった。



なので、少し様子見ながらお願いしますと、当該訓練士にお願いしていたのだけれど。。。



その次の訓練、お迎えは通常通りだったけど、3時間以上も早くに訓練士があいを自宅に送り届けてきたんです。明らかにあいのこと迷惑そうでした。。。



何よりもショックだったのは、あいはトイレは失敗しない子で我慢できる子なんですが、訓練士の車を降りるなり、玄関を入ったとたんに座り込み、ジャーーーーッと震えながら大量におしっこしたのを目の当たりにして・・・・私はあいがトイレにも出して貰えなかったことを悟りました。。



あんなに訓練士のこと好きで、大喜びで訓練に行ってたのに。。。私も競技会もあったし、訓練士には気を遣ってたつもりだったので、愕然としました。



ふつふつと怒りもこみあげてきたし、当時訓練士のHPの手伝いとかしてたけど、それも反故にして、訓練を辞めさせました。



訓練は週3で行ってて、実際のところ私は椎間板ヘルニアの病気持ちでしたので、訓練で運動させてもらえることは本当に助かってました。



だけど、絶対にあいを不幸にはしない!絶対に私が幸せにする!散歩頑張る!と心に決めました。



この訓練士に世話になってた友人達も同じような、それ以上に驚くようなことがあったことは聞いています。その話はここには書かないけれど、たぶん私の中では一生忘れることはないでしょう。



2016年2月にこの事があって、あいが亡くなったのは2019年12月。3年半余りの苦難のスタートがこの時始まりました。



実は私は2017年には年に二回も階段から転んで左足首を捻挫し、二度目の時には正座も和式トイレの使用も出来なくなりました。。。



そんなこんなであいの散歩に行けない時も、両親にも手伝って貰って、近くの(車で30分くらい)のドッグランまであいを連れて行ったり、私としては必死で頑張りました。



夏場は4時起きで散歩に行くのに、仲の良い友達と夜に電話するのも止めて、その友達には申し訳ないことに音信不通状態にもなりました。申し訳ないけど、そうしてでもあいのこと守りたかった。。。



あいは大型犬なので、距離もしっかり歩いてやらないとイケナイのだけど、私は地面に足をつけるのもつらい時なんかもあって、本当に大変でした。



散歩道の途中に私の足が限界にくるあたりに石で出来たベンチがあって、私はいつもそのベンチで休憩するのですが、あいは、そのベンチが近づくと自分からベンチのそばにお座りして、私に「休憩していいよ。」って言うんですよ。。。



そのベンチ、たまに車で通ると見えるんです。見たらいつも涙がでます。



あいが訓練辞めたころから、親父の病気も悪くなっていたし、私の人生最大の怒涛の日々の連続でした。



親父は居眠りから意識を失ってしまうことが度々あって、医者からも居眠りはさせないように言われてました。意識を失うことは怖いことで、デイサービスからも断られ、私と母の負担は日々増大していく毎日でした。



あいは常に親父のそばにいて、居眠りしそうになると「わんわん!」と頭突きなんかして、親父が居眠りしないように面倒みてくれてました。



私と母が大変なのは、そばで見てたあいが一番よく知ってたんだと思います。



親父が倒れて入院することになり、その12日後にあいが亡くなりました。。。



突然発作が起きて5日後には天国に旅立ってしまいました。。。



父はあいの死後2か月を待たずに亡くなりました。



あいが亡くなってから父が亡くなるまでは、心も体も疲弊しきってしまうほど大変な毎日で、あいの死を悲しむ余裕もなかったので、あいが亡くなったあの時だけが、あいの為に時間を取ってあげられる最後の時だったように思います。



今でも、あいは私にこれ以上の負担をかけないために、あんな死に方をしたのではないかと思うと涙がでます。




この間のAmazonのブラックフライデーのバーゲンでAmazonechoのモニター付きのを買って、あいの写真をスライドショーで流すようにしたのですが、改めて亡くなる前のあいを見ると、やはり元気が無いように見えます。



その時は、親父のことで大変過ぎて、あいのこと気づいてやれていなかったことが分かって・・・母と一緒に泣きました。



私は元々あいが最後の大型犬だと思ってました。私がどんなにラブラドールが好きでも、こんな死に方をさせてしまったあいに申し訳なくて、もう二度とラブラドールは飼わないと誓っています。




1つだけ、良かったと思うこともありました。



あいは人間も犬も大大大好きなフレンドリーなわんこです。訓練も本当に大好きでした。



あいは京都のN市の訓練所&ブリーダーさんから迎えたので、その訓練所の訓練士さんに知り合いもあったのですが、訓練辞めた当初は訓練士に対する不信感が強くて、その方に頼ることは考えられませんでした。



何度かその方のお世話になれば?と勧められたりもしたのですが、踏ん切りがなかなか付かなかった時に、ちょっとしたキッカケがあって、その方が独立されて代表を務められている、松原ドッグスクールに「しつけ教室」でお世話になることになったのです。



短い間でしたけれど、あいはそれはもう嬉しそうで・・・「しつけ教室」に行けば大好きな訓練士の先生がいて、たくさんのお友達がいて、その時の写真の笑顔は輝いてました。



いろんなことに追い詰められてた私に、母が協力してくれて時間を作ってくれたので行けたのですが、行って良かった、最後にあいに楽しい思いをさせてあげられたことに感謝です。



松原ドッグスクールの仲川さんには、その後も色々とお世話になり、本当に感謝です。



京都も松原も訓練に通うには遠いので考えませんでしたが、こういう結果になるのであれば、最初から仲川さんにお願いすれば良かった・・・と思わないこともありませんでした。



とまぁ、こんな感じで、ほぼ私の愚痴なんですけど、思いつくままにあいの思い出を書いていこうと思います。



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