あいのこと②

あいが家に来た時の写真です。



可愛いお顔なんだけど、この時のあいは・・・・デビルでした。(^^ゞ



あいの前にいたラブは、今だったら絶対にテレビに出られるくらい、凄く賢い子で、基本「飼い主のお手伝いをして褒められたい!」という気持ちの子でした。



あいは・・・・結果的に家でも家族の手伝いとかしたことありません。あいの基本は「私を可愛がって!私を大事にして!」でしたから。まっ、一言でいえば自己中。(^^ゞ



もう時効だから言いますが、あいを迎えた時、ラブとは全く違うラブラドールだと気が付いて、私は本当にこの子にラブに注いだような愛情を注げるんだろうか・・・と不安になってました。



だけど気づいたら、あいは私にとって掛け替えのない存在になっていましたし、お手伝いはしなくても私の気持ちに寄り添い、私が困るようなことは絶対にしない、本当にいい子に育ってました。



あいの天真爛漫な明るい性格と、毎日何かしらで私を笑わせてくれることに、毎日本当に幸せを感じていたんだと思います。



幸せって、渦中の時には気が付かないというか、その大切さを自覚していなかった。。。失ったときに、あいがいたあの時の私がどんなに幸せだったか・・・思い知りました。



私も基本性格明るいので、運転してる時とかルンルンで鼻歌とか歌ってるような奴なんですが、あいが亡くなってから、そういうことは一切なくなりました。2年半経った今もです。




あいとは一緒に色々なところに行きました。



犬と一緒に行けるところは、自分で運転していける範囲はほぼ全部と言っていいくらい、行きまくりました。



ちょっと、産直にお買い物!とか言う時も、あいはチョコンと車に乗ってくっついてきましたし、私の生活は仕事以外のすべての時間はあいと一緒と言っても過言ではない生活でした。



実は、あいが亡くなってから、これが一番キツいです。。。どんな場所にもあいとの思い出があり、どこかに行こうかと思ったら、その場所でのあいとのことを思い出すので、涙の尽きることがありません。




ラブに比べると「お利巧伝説」の少ないあいですが、2つほど伝説があります!



1つは、高山わんわんパラダイスに行った時のこと。プロのカメラマンさんに撮影してもらえるということで申し込んで撮影してもらいました。あいの前にも何頭か撮影してて、その様子がたまたま宿泊した部屋から見えたんです。



山の中で走ってる姿を撮ろうとするんですが、ワンちゃん飼い主が呼んでも走らない・・・ので、飼い主走る!全力で走る!でも・・・・ワンちゃん走らない・・・・。という姿ばかりで、正直、これヤバいかも・・・と心配してました。



ところが、あいは母と私の間を指示どおり笑顔で走り、カメラマンさんの前で素敵な笑顔を披露し、撮影の最後には地べたに寝転んで撮影していたカメラマンさんにチューして感謝の気持ちを表してました。



そのあいの姿に飼い主、低い鼻高々!思いっきりドヤ顔で撮影終了いたしましたとも!



2つ目の伝説は、あるサービスエリアでモモあいを車から降ろしてやろうとしていた時です。ハーネスから抜けてモモが脱走しました!



私、大声をあげてモモを追いかけたのですが、母がそれを見て慌ててあいのフォローに車に戻ってくれたんです。



突然のことで私は車のドアも開けっ放し!あいは私のこと好きだから追いかけて行くんじゃないかと心配したそうですが、母は迅速な行動は出来ないお年頃ですので、青ざめながら急いだそうです。



母が車に到着してみると、あいは開けっ放しのドアの中でお座りして、嬉しそうに尻尾振ってたそうで、母はあいの賢さに感激したと申しておりました。



そうなんです、あいは状況判断の出来る賢い子だったんです。脱走犯モモも無事に捕獲され、あいのお陰で大きな事故にもならずホッとした出来事でした。




そして、これは飼い主の自己満ではなく、マジであいは犬社会では超美形だったと思います。



まぁ、驚くほどモテました。飼い主は全然なのにビックリです!Σ(゚口゚;)//



犬種問わず、男の子の飼い主さんからは「この子、あいちゃんのこと凄く好きみたい・・・。」と言われることは日常茶飯事。同じイエローラブの子はあいの姿を見かけたら、飼い主引っ張ってあいを追うそうで、我が家の前まで来たことも何度かあったらしく、飼い主さん「あいちゃん、怖い!」と言われてました。



それも、私が気が付かないくらいだから、相当遠いところで発見して追跡してきてたんでしょうね。一度だけ、自宅前の急な上り坂を飼い主さん引っ張ってくるこの子(レグ君といいます。)を見たことがあります。驚きました。。。。。



その反面、女の子には受けが良くなくて、訓練の先輩犬(女の子)には嫌われてましたし、あいに怪我させた子も女の子でしたけど。(^^ゞ




あいの思い出は尽きません。私の生活のすべてにあいの思い出があります。



一生忘れることはないし、忘れられないと思います。




私はラブのことは2年半老犬介護しました。おちゃちゃも認知症になって1年2か月お世話しました。



だから、あいを迎えた時に、必ず最後までしっかり面倒を見るという覚悟で迎えました。



でも、あいは突然亡くなり、私はあいの介護をすることは出来ませんでした。



もしも、生まれ変わって、もう一度私の愛犬として戻ってきてくれたなら、今度はしっかり最後まで面倒見るから、もう一度戻ってきて欲しいと願わずにはいられません。



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