フレブルになったワケ

今でこそ、モモのインスタグラムを始めて、フォロワーさんも4千人を超えて、もう他犬種には戻れなくなっているけど・・・・。



実は私はブサカワ系の犬種を飼ったのは、モモが初めて。



柴犬だったり、ラブラドールだったり、パピヨンだったり、鼻筋の通っている子が断然好みだったのよ。



あいが我が家に来て、柴犬系MIXのおちゃちゃ、パピヨンのパピが相次いで他界し、その後はずっとあいとだけ暮らしてた。



あいは競技会に出てたから、シーズンの休みになると早朝から夜まで一緒に競技会に行ったりしてたし、一緒にお出かけするのも楽しい子だったので、別に多頭飼いはまだ後でもいいかと思ってた。



でも、やはり多頭飼いが楽しいことは身をもって知ってたから、いつかは・・・と思ってたけど、希望の犬種はラブラドールは体力的に無理だけど、パピヨンか鼻筋の通った小型犬か中型犬にしようと家族で話し合ってたんよ。




ところが、そうこうしている間に、親父がなんだか怪しくなり始め、結果的にパーキンソン病とレビー小体型認知症と診断されて、日々坂道を転がり続けている状態になってきたんです。



親父は昔は犬ダメな人だったけど、高血圧改善の為にラブラドールのラブを飼ったことで、犬に開眼!犬(と言ってもうちの子限定)が大好きになってた。



親父も自分の身に起こってることを深刻にとらえてたんだろうな・・・・このままではダメだと、なんとかしないと、と思ってたらしい。



そんなある日、親父が私に相談してきた。



自分が散歩に連れてやれる犬が欲しい・・・・・、と。



散歩はするけど(予定)、世話までは出来ないから、私に相談したらしい。




親父はあいが来た時も、自分が散歩に連れてやりたいと熱望してた。



あいが来ることに決まってすぐ、我が家に無駄にデカいウォーキングマシーンが届いて、親父はあいが散歩に行くXデーに向けてトレーニングする気満々だった。



でも、ラブが介護になってから、その時で3年以上にもなり、その間運動らしい運動もしなかった親父はすでにウォーキングマシーンを乗りこなすことも出来ず、あいとの散歩も夢のまた夢だったのよね。



結局、親父はあいを心から可愛がったけど、独りでリードを持っての散歩は一度も出来なかった。





親父の願いは願いとして、すでに親父には手が掛かってたので、母も私も、もう一匹の犬は考えられなかった。。。



だけど、自分から「何とかしたい!」と思ってる親父の願いを無碍にするのも違うだろうと思って、色々と考えたんだよね。



その時に、昔にある人から「フレンチブルはお留守番が上手な犬種」だと聞いてたし、その人が飼ってたフレンチブルは大人しいし、聞き分けが良いし、とってもいい子だったのを思い出して、ならフレンチブルにするか・・・・と父に話してみた。



1つには、フレンチブルはお高いので、ケチな親父が高いから嫌だ!と言ってはくれないか・・・という気持ちもちょこっとあった。





で、たまたま電話したブリーダーさんのとこに生まれていたのがモモ



見に行くのも親父も付いてきて、値段聞いても買う気だったので、親父が本気なんだと分かったし、仕方ない協力してやるか・・・・と。



母の希望で黒い子は嫌だと言うので、目つき悪いなコイツ・・・と思ったけど、これもご縁だろうと思って、モモが我が家に来ることになった。



これがモモが我が家に来ることになった経緯です。




今思えば、何故あの時フレブル飼いのあの人の話を思い出したんだろう??と不思議ですが、何故かあの時は、そうか!フレンチブルにしたらいいんだ!と思ったのも事実。



そのフレブル飼いさんも大型犬と一緒に飼ってて、そのフレブルちゃんは本当にいい子だったから、あんな感じなら、私でも大丈夫かも・・・・とその時は思ったんよね。



結果的に私の見通しはかなり甘かったことに後々気が付くんだけど・・・・。



その親父も亡くなって、来年2月でまる3年になります。



親父が最後の3年間、あいモモとどう過ごしたのか、また私の目論見が甘かったという結果については、また後日更新したいと思います。



なにはともあれ、モモが我が家のモモになってくれて、母も私も幸せです。(^ー^)



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